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1970年代の名香たち


このページでは、1970年代に発売された名香達をその美しいボトルデザインを中心に紹介します。この時代のボトルデザインは伝統的な60年代のクラシカルデザインから離脱し、斬新で多色なものがたくさん生まれました。
※画像は発売当時のものと異なる場合があります。

RIVE GAUCHE~リヴ・ゴーシュ (イヴ・サンローラン 1971年)


フローラル・アルデハイデックの淡く豊満な女性の香りを想像させるリヴ・ゴーシュ。その名の意味は、「セーヌの左岸」で若者文化の発信地である場所を指していると言われています。

そのボトルデザインも名前に負けずに非常に斬新。この時代の香水では珍しい総アルミ製で、筒型のシェイプになっています。このボトルシェイプは、サンローランがシェービング缶からヒントを得たのだといわれていて、本当に時代の最先端を走る香水だったと思われます。

GIVENCHY GENTLEMAN~ジバンシイ ジェントルマン (ジバンシイ 1975年)


その名の通り大人な男を感じさせる、オシャレな香り。ラストノートに来る、レザーの上品な香りが凄く印象的です。

ボトルデザインは、時代を逆行するかのようなクラシックなデザイン。しかし、そのシンプルでクラシックなデザインが「ジェントルマン」というシンプルなネーミングともマッチしています。男ならいつかはまとってみたい香りですね。

OPIUM~オピウム (イヴ・サンローラン 1977年)


昔のパルファンの画像がなくて申し訳ないんですが、イヴ・サンローランのオピウムのボトルは漆塗りの印籠をモチーフしたものになっています。

このボトルデザインもあのピエール・ディナンが出掛けていて、香水界初の総プラスチックで作られています。このユニークなボトルデザインと何とも言えない魅惑な香りは、世界の名香の一つとして後の香水に大きな影響を与えました。

POLO~ポロ (ラルフ・ローレン 1978年)


男性用の香りを際立たせる為、調香に花系を一切使用していない珍しいタイプの香水。香りの基本は、グリーン・ノートやタバコリーブス、さらにはウッドやレザーなど非常に渋めのものが多く、凄く個性的な香りになっています。

ボトルデザインにおいてまず真っ先に目につくのは、その光に照らされた苔を連想させるような深みのあるグリーン。ボトルの角が少し丸みを帯びているのも苔のような滑らかを感じさせます。また、深い緑に金ロゴ、そしてボトルキャップも同じく金となっていて色のコントラストが非常に美しいです。


今でも比較的、入手が難しいと言われているこの「ローレン」。実はラルフ・ローレンが発売した、初の女性用香水なんです。香調は当時としては非常に珍しい、フルーティ・フローラル。女性っぽさを意識した凄く可愛らしい香りになっています。

ボトルデザインは、角ばりのある箱型のボトルが光の加減によって真紅に見えたり、黒っぽく見えたりと深みのあるカラー/デザインになっています。また、大きなドーム型のゴールドキャップも非常に印象的で、現在においても珍しい仕様と言えますね。

TACTICS~タクティクス (資生堂 1979年)


黒い箱を開けると対照的な真っ白なボトルが出てくるのが凄く印象的な香水。その香りも、フレッシュでナチュラルなグリーンフローラルにスバイスのアクセントがほのかに効いていて、長年使っても飽きの来ない香りになっています。

ボトルデザインの最大の特徴はやはり白の鮮やかさ。どこか東洋の陶器を感じさせるスクエアのポットに西洋のデザインが融合され、国際的にも通用する美しいデザインになっています。

参考文献:榎本雄作氏 香水の教科書2

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