現在、日本において女性用香水だけの香りの種類は、少なくとも400種類以上あると言われていて、日々新しいものも開発されています。
そんな中、自分に合った香水を見つける事はすごーく難しい感じがしますよね・・・
もちろん、手当たり次第に色んな香りを嗅いでいっても言いのですが、あまり一気に色んな匂いを嗅ぎすぎると気持ち悪くなっちゃう可能性も。第一、そんなに沢山ある香水の種類を一つ一つ嗅いでいく、というのは現実的ではありません。
なので、香りをまず特徴によって分類して、その中から好きなものを絞り込んで行くと比較的自分の好きな香水に巡り合いやすいと思います。

香りの系統は大きく分けて、フローラル系、オリエンタル系、シプレ系の3種類になります。


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フローラル系

フローラル系とは、花々の香りの香水で、優雅で華やかな香りのもの、清楚やエレガントな香りのものなど調合する花の種類によって様々な形に変身し、非常に豊富なバリエーションがあります。
香水の系統・フローラル系 | 香水大図鑑

オリエンタル系

オリエンタル系とは、その名の通り、東洋風のイメージの香水で、花の香りに東洋で産出される香辛料や動物系の香料をブレンドし、エキゾチックな香りが特徴的です。
香水の系統・オリエンタル系 | 香水大図鑑

シプレー系

シプレ系とは、地中海に浮かぶキプロス島の事を意味し、地中海周辺で産出される花や果実、樹木などに苔の匂いをブレンドした、個性的な香りが特徴です。
香水の系統・シプレ(シプレー)系 | 香水大図鑑

以上の3種類が香水における最も大きな系統になります。
これらの系統は、それぞれにさらに細かくファミリーに分類されていて、そのファミリーの区別は、フルーティ(果実)、ウッディ(樹木)、スパイシー(香辛料)、グリーン(草木)、シトラス(柑橘)、フローラル(花の香り)などと呼ばれ、香料の種類を意味します。

したがって、例を挙げると、フローラル・フルーティと言えば、花と果実の香りをブレンドした香水の事で、フローラル系のフルーティファミリーという事になります。

系とは、主にメンズ・に使用される
ラベンダーやオークモス、ゼラニウム、クマリンなどをベースとした香りです。
→香水の系統・フゼア系

の香りは、の初心者でも
一番手の付けやすい香りです。
→香水の系統・シトラス系

(シプレー)系統のは、ベルガモットやオークモスを基調とした
上品で、どちらかといえばフォーマルな雰囲気の香りです。

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キプロス島シプレーという名前の由来は、香水の老舗ブランドであるcoty(コティ)社が出した「シープル」という香水から付けられたとの事。
この系統の香水は、地中海のキプロス島をイメージして作られ、そこに生息する、バラやジャスミン、柑橘類や西洋杉をブレンドして作られています。

シプレ系の最大の特徴としては、オークスモスという苔を使用することで独特な香りに仕上げられている事です。香りとしては、花の美しい香りの中に、どこか懐かしい土の柔らかい感じを思わせ、非常に心地のよい香りがします。シプレ系には次の6種類のファミリーがあります。


シプレ・フルーティ


シプレ・フルーティは、ゲランのミツコが代表的で、イギリス海軍と恋に落ちる日本人女性のミツコをイメージして作られたと言われいます。この系統は、地中海の花や果実、樹木の香りにオークスモスのしっとりとした香りが加わり、甘過ぎずどこか控えめな気品を感じさせるものが多いです。

シプレ・アニマリック

シプレ・アニマリックは、ディオールのミス・ディオールが代表的で、シプレ調の爽やかな香料の中に、ムスクやアンバーなどの動物性香料を閉じ込めた格調高い香りが特徴です。

シプレ・レザリー


シプレ・レザリーは、グレのカボシャールが代表的で、なめし革の香りを香料として使用した特徴的な香水です。ドライで曇った印象を持ち、美しい花の香りの中に、革の独特の匂いが混ざり込んでどこか自然を感じさせる香りがします。

シプレ・ウッディ

シプレ・ウッディは、クチュリエのコリアンドルが代表的で、サンダルウッドやパチュリ、ベチバー 等のすがすがしい樹木の香りの中に、シプレ調の爽やかさが混じり、気持ちのよい香りがします。なので、リフレッシュ効果も高いと言われています。

シプレ・グリーン

シプレ・グリーンは、エスティ・ローダーのアリアージュが代表的で、シプレ調の香りに、針葉樹やハーブの香りを加えてる事によって苔の香りをより引き立て、深いグリーンを連想させるのが特徴です。

シプレ・シトラス

シプレ・シトラスは、ブルガリのオ・パフメやカルバンクラインのCK1などが代表的で、フレッシュな柑橘系にシプレ調の花の香調が加わりかなり爽やかな香りが特徴です。カジュアルなものが多く、フォーマルな席にはあまり向かない場合が多いです。

image:sea cave in Cyprus on Flickr - Photo Sharing!

オリエンタル系オリエンタル系は、東南アジアやインド、そして中近東が原産の香辛料や樹木(樹脂)と動物性の香料(ムスク、アンバー)などを使用した香水です。
バニラやミルラと呼ばれる没薬など、樹脂からとれる香りを基調として作られているものも、オリエンタル系に含まれますね。

イメージとしては、この地域特有のエキゾチックさや、妖艶さを兼ね備えた物が多く、なぜかエロチックさを連想させる甘さや重さがあるのが特徴です。
このオリエンタル系は、さらに細かくオリエンタル・スパイシーとオリエンタル・アンバリーの2種類に分類され、それぞれ香調が異なります。


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オリエンタル・スパイシー

オリエンタル・スパイシーは、イヴサンローランのオピウムが代表的で、シナモンやペッパー、クローブなど刺激的なスパイスと動物性香料が使用されていて、それらが、イランイランやジャスミンなど、甘く特徴的な匂いの花とブレンドされると、一気にエキゾチックな香りが増します。なので、夜の外出時などにこの系統の香水を使用すると、より気分が高まり神秘的な感覚を味わう事ができるでしょう。

オリエンタル・アンバリー

オリエンタル・アンバリーは、ゲランのシャリマーなどが代表的で、ねっとりとした甘さが特徴的な系統です。バニラの香りなどは、この系統に含まれ、中近東原産の乳香やミルラ、マッコウ鯨から採れるアンバーなどの香料を使用している為、甘く幻想的な香りがします。なので、あまりカジュアルな感じで使うと少し、しつこく感じられるので、使用の際は適量を心がけるようにしましょう。


image:oriental on Flickr - Photo Sharing!

香水の香調:フローラル系

フローラル系の香水は、世界の香水市場の6割以上を占めるそうで、最も人気がある系統と言われます。フローラル系には、大きく分けて下の7つのファミリーがあります。
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フローラル・フローラル

フローラル・フローラルは、香水の原点とも言うべき香調で、単独の花や花同士を組み合わせて作られた香水です。なので、これが代表的というものはなく、古くからあるもの現代の物の中でも、すばらしい物が非常に多くあります。フローラル・フローラルには、バラなど単独の匂いを再現したシングル・フローラルと、花束のように色々な花をフレンドしたフローラル・ブーケがありますがどちらも、この系統の最大の特徴と言える、優雅さや上品さを持っている香水です。

フローラル・グリーン

 

フローラル・グリーンは、シャネルの№19が代表的で、緑の香りが、リラックス・リフレッシュ効果があり男女ともに人気があります。森の草木の爽やかさやに花の柔らかい甘みやキリっとしたシャープさが加えられ、ほんのり甘くすっきりとした心地よい香りのイメージです。

フローラル・フルーティ

フローラル・フルーティは、ローダーのビューティフルが代表的で、花と甘みとフルーツの酸味が交じり合って、いわゆる甘酸っぱさとみずみずしさ感じられる香水が多いです。カジュアルな感じのものが多いので日常での使用が最適で、若々しく行きたい人にはいいかもしれませんね。

フローラル・フレッシュ

フローラル・フレッシュは、ディオールのディオリシモが有名です。春っぽさと清涼感があり、名前のとおりフレッシュな気分にさせてくれます。スイートピーやフリージアなど白い花と調合される事が多いく、過度ではないすっきりとした甘さが残る香水です。

フローラル・アルディハイディック

香水の女王ともいうべきシャネル№5がこの系統の代表作です。フローラル・アルディハイディックは、天然香料ではなく、アウデハイドという合成香料が使用され、香りの特徴は、、人間の肌の匂いに近いです。なので、この系統の香水は、体に馴染んだ自然の匂いに花の香りが加えられ、自然さと華やかさが融合した香りが特徴的です。

フローラル・オゾニック

フローラル・オゾニックは、カルバンクラインのエスケープが代表的で、香水の香りの中では比較的新しいものです。香りのイメージは、その名の通り大気中のオゾンや水分ですっきりとした透明感とぬけるような爽快感が連想されます。

フローラル・スイート

フローラル・スイートは、ディオールのプワゾンが代表的で、フローラル系の中でも最も濃厚な甘さを持っています。なので、若々しく華やかな印象の香水が多く、日常的に使うと少しくどさが残りますが、パーティーなどには一際映えるでしょう。

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