世界中にはたくさんの名香と呼ばれるものがありますが、それぞれの民族によってその香りの好き嫌いは様々。このカテゴリでは、「日本人が好む香り」と言う事に限定し、国別に分けて人気の香水を紹介したいと思います。まずは、フランスの名香達から。
COCO MADEMOISELLE ココ マドモアゼル (シャネル)
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日本のみではなく、世界中で最も好き嫌いが少ない香水かもしれません。2002年には、香りの好みが違うと言われるヨーロッパとアメリカで、同時にFIFI最高賞を受賞した点でも証明されます。(このヨーロッパとアメリカでの同時受賞は史上初)
香りの基本は爽やかなローズとジャスミン。そこにバニラの甘さがほんのりと付け加えられ、非常に女性的な優しさと、セクシャリティが感じられる現代の名香といえるでしょう。
MISS DIOR CHERIE ミスディオール シェリー (ディオール)
1947年に発売された傑作「ミスディオール」のニューバーション。2005年のレディス香水です。オリジナルのシプレの印象を残しながらも、現代的でPOPな香りを調合し、まさに、エレガントで遊び心溢れるグルマン・モダン・シプレの香りと言えるでしょう。
香りの特徴は、ミドルノートに来る、ヴァイオレットやピンクジャスミン、キャラメルポップコーンやワイルド・ストロベリー・ソルベが非常に特徴的で、香りの変化を簡単に説明すると、トップがフレッシュ、ミドルがスイート、そしてラストがまたフレッシュと非常に爽やかで茶目っ気のあるエレガントな香りになっています。言い方を変えるとピュアでモダンだとも言えますね。
L`INTERDIT ランテルディ (ジバンシー)
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ジバンシーが親友でもあった「オードリー・ヘップバーン」のために作った香水。ランテルディの意味は「禁止」でその由来はオードリーが「私以外は使わないでね」と言った可愛いエピソードがベースにあるようです。
香調は、ローズやジャスミンのフローラルにイランイランなど官能的な香りが加わり、気品あふれるフローラル・アルデハイドになっています。これをまとって女優気分、そしてオードリーのような自信あふれる女性を演じるのも一つの楽しみですね。
L`INSTANT DE GUERLAIN ランスタン・ド・ゲラン (ゲラン)
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つけた瞬間恋に落ちる香水、それがこの「ランスタン・ド・ゲラン」。ランスタンとはフランス語で「瞬間」。すなわち、直訳すると「ゲランの瞬間」になるのですが、この作品はその中でも「恋に落ちる瞬間」というのを香りで表現しています。
人が恋に落ちるというのは、誰にも分からない魔法のような瞬間。イランイランやジャスミンで深みを増した天然のマグノリアがその恋のトキメキを呼び起こし、五感を揺り動かしてくれます。本当にコンセプト・香り共に素晴らしい香水ですね。
KELLY CALECHE ケリー カレーシュ (エルメス)
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2007年発売のレディスフレグランス。エルメス初のフレグランスとしても知られるフローラル・アルデハイデックの名香「カレーシュ」と、グレース王妃にこよなく愛された「ケリーバッグ」を大胆にも融合させた至極の香水。
シトラス、ナルシスなどのクリアなフローラルから、ローズやミモザなどのエレガントなフローラル・ブーケへ。そしてラストには、ケリーバッグからインスパイアされたレザーやウッドといった奥行きのある香りに変化します。まさに大人の女性を演出するには極上の香水だと思います。
AMETHYST ラリック アメジスト (ラリック)
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2007年発売のラリック・レディースフレグランス。ネーミングのアメジストにピッタリあった、奥行きのあるフルーティな香り。アメジストカラーであるブラックベリーやブラックカラント、さらにはラズベリーの甘酸っぱい香りがトップに立って、ワイルドローズやピオニーなどの優しくも品のいい香りに変化して行きます。ラストには、ムスクやバニラなどスイートなでラグジュアリーな香りになり、妖艶で豪華なオトナの女性の香水です。
TRESOR トレゾァ (ランコム)
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フルーティ・フローラルの定番とも言うべきランコムの「トレゾァ」。天才調香師ソフィア・グロスマンがイザベラ・ロッセリーニに捧げた香りと言われています。
その香りは、甘酸っぱくフルーティなピーチやローズ、さらにはアプリコットブロッサムなどがトップに立ち、ミドルにはアイリスやヘリオトローブ。そしてラストには、サンダルウッドやムスク、アンバーなどの官能的な香りに変化するので、思わず抱きしめたくなるような香水と形容されています。ちなみに、皇太子妃雅子様がご婚約当時にご愛用されてた事でも有名ですね・
ECLAT D`ARPEGE エクラ・ドゥ アルページュ (ランバン)
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1927年に誕生したランバンの名香「アルページュ」を現代風にアレンジしたもの。アルページュとは「和音」、エクラとは「輝き」を意味し、全体で「和音の輝き」と言うふうに訳されます。
その香りは本当に、美しい和音が旋律しているかのようで、、爽やかなトップから、クリアな甘みが広がるミドルへ、そして、ゴージャスで気品あふれるラストへと、絹のような滑らかさで香りが変化して行きます。まるで格調高いクラシック音楽を聞いているようです。
BABY DOLL ベビードール (イヴ・サンローラン)
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発売当初から爆発的な人気を誇るイヴ・サンローランの「ベビードール」。キュートで気まぐれな少女と、洗練された大人の女性のちょうど間を転がるような甘くシックな香りが特徴的な香水です。
グレープフルーツやレッドカラントなどが、キュートでフレッシュな香りをトップに立たせて、ワイルドローズやフリージアなど品のいいプリンセスのようなみずみずしい香りへ。そしてラストには、ピーチやザクロが漂うふくよかでちょっとエッチな香りを振りまいてくれます。ボトルも可愛いですし、女の子の間ではすでにマストアイテムですね。
参考文献:榎本雄作氏 香水の教科書2

